無垢フローリング・西南桜｜特徴・価格・注意点・ケア方法

西南桜の無垢フローリングは耐久性の高い部類ではありますが、やはり自然の素材ですので、傷や汚れには注意が必要です。重いものを落とすなど強い力を加えたり、濡れたまま放っておくなどすると、無垢フローリングが凹んだりシミになってしまうことがあります。

ピアノなどの重量物を置く際には保護マットを敷く、よく動かす椅子や机の脚にはフェルトパッドをつけるなど、ちょっとしたことでフローリングを傷から守ることができます。

西南桜は明るい色合いなので、髪の毛などのゴミはやや目立ちやすいもの。ふだんは掃除機を使ってふつうにお掃除していきましょう。お茶などをこぼしてしまったら、すぐに固く絞った雑巾で拭き、仕上げに乾拭きして水分を残さないようにすればOKです。

クリア塗装の場合、年に１〜２回ほど木質フローリング用の樹脂ワックスを塗るようにすると長持ちします。オイル塗装なら蜜ろう系のワックスを選ぶと良いでしょう。

メンテナンス方法についてもっと詳しく

また、無垢の木は空気に含まれる湿気を吸い込んで膨張し、逆に乾燥時には溜め込んだ湿気を吐き出して収縮しています。西南桜は比較的狂いの少ない樹種ではありますが、急激に乾燥したり熱せられたりすると、反りや変形の可能性があります。暖房器具を使う際は、断熱性の高いマットを敷くなどの対応をお勧めします。

西南桜の魅力は、簡単にいうと３つに集約することができます。
１つは見た目の美しさ。光沢のあるピンクがかった美しい色合いは、部屋を明るく広々と見せてくれるうえ、品の良さや高級感も感じさせます。主張が強くないので、どんなインテリアにも合わせやすい点も魅力です。

２つ目は耐久性。目がしっかりと詰まっているため丈夫ですり減りにくく、リビングや子供部屋など傷が気になる部屋にもオススメです。そうかといって硬すぎない点も良いところ。キッチンで立ち仕事をしていても足が疲れにくいのです。

３つ目はコストパフォーマンスの良さ。品質が高い割には値段は控えめなので、節や色ムラなども入ったラスティック・グレードや、ユニタイプ（１枚の中に継ぎ足しのあるタイプ）を選べば、ぐっと予算を抑えることも可能です。
さらに、庶民の手には届かないと思っていた縮杢や波杢。他の樹種なら目を疑うような値段でも、西南桜なら検討の余地があるかもしれません！

ユニ（UNI）の意味やグレードについて、もっと詳しく

１枚のサイズは「15mm（厚さ）x 90mm（巾）x1820mm（長さ）」で、１ケース10枚入りとなっています。
どちらも水分や汚れが浸み込みにくい、クリア塗装（ウレタン塗装）済みのタイプ。無料サンプルご請求や、お見積もりフォームからのお見積もり依頼も承っています。
実物を手にとってご覧いただくと、スマホやパソコンの画面では伝わらない質感もチェックしていただけます。ご検討中の方はぜひご利用ください。