無垢フローリング材を、床以外でたのしむ5つの活用法
3.フローリングと巾木(はばき)を合わせる
巾木(はばき)とは、壁と床の境目にある仕切り板のこと。壁紙がはがれるのを防止したり、壁と床のつなぎ目をきれいに見せるためのもので、材質の種類は木材のほかにも塩化ビニルや金属などさまざまです。
巾木も面積としては小さなパーツながらも、想像以上に存在感があるもの。フローリングと同じ無垢材を取り入れると、壁の立ち上がり部分までを統一できるので、無垢材の高級感を引き立てるとともに部屋全体が引き締まった印象になります。
4.壁一面だけに無垢材をはって、いやしの空間に
たとえば、リビングの壁のうち一面だけ。もしくは部分的に無垢材をはる、というアイデアもあります。存在感ある木の表情や無垢材のやさしい手触りが、フローリングとはまた異なる雰囲気をつくり出します。
無垢材には、湿度をコントロールしてくれる調湿効果や、木材独特のいい香り、光を分散することで視覚的にもやさしいなどのメリットがあるため、壁面という大きな空間にとりいれることで癒し効果も期待できそうです。
同じサイズのものを並べる一般的なパターンのほかに、厚さのことなる無垢材(たとえば9mmと15mm)や乱尺(長さがことなるもの)を組み合わせることで、さらに凝った表情をつくることもできます。
こんな壁面に無垢材を
- 寝室のベッドヘッドの壁面に。木のやさしい香りが心地よい眠りへと導いてくれるかも
- ソファの背もたれ側の壁面に。横張りのラインが強調されて部屋を広く見せる効果も
- リビングの壁全体でなく、部分的に長方形スペースで。あえて異なる樹種を組み合わせてアート空間をつくるのもおしゃれ
無垢フローリング材ではないけれど、こんな組み合わせ方も
5.活用シーンの多い、キューブボックス
無垢フローリング材が少し余ったというときには、キューブ形に4面を張り合わせたボックスに。厚さが15mm程度なのでそれほど重たいものは置けないけれど、雑誌をまとめるラックや、ソファ横のテーブル、いくつか重ねて飾り棚にと使いまわしができるアイテムです。
ただ、キッチンや洗面所など水回りで使う場合、無垢材は水に弱いため合成樹脂塗装などで保護しておくことをおすすめします。
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