木のある心地よい暮らし

2020年の床材のトレンドは?素材ごとの特徴を紹介

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デザインだけではない、世界のトレンド

デザインだけではない、世界のトレンド

「トレンド」という言葉を聞くと見た目のよさを連想しがちですが、実際のところトレンドは世情に合わせて発生するもの。

昨今、住まいだけではなく、さまざまな分野で「自然回帰」や「ナチュラル志向」が注目されていますが、その理由はどこにあるのでしょうか。科学技術が発展し、インターネットの普及によって世の中は便利になっているにも関わらず、人々の心はどんどんギスギスしてしまっている印象を受けます。

情報過多で周りの目を気にしなければ生きていけない現代、せめて自宅のなかだけでも落ち着いて過ごせる環境を求めている人が増えてきています。今、無垢材が見直されているのも、化学薬品の匂いがなく、自然の香りが漂う住まいを求める人々の心の現れと言えるでしょう。塗装が施され、旧来のものよりもぐっと使いやすくなった無垢の床材の魅力は人々の心をとらえています。

トレンドを意識しながらも長く使える床材選びを

無垢材はトレンドのナチュラルテイストを叶えてくれる素材ですが、その人気は決して一時的なものではありません。人類が家を建て始めたときから使われている天然木は、これまでがそうだったように、これからもずっと愛され続けていくことでしょう。

使えば使いこむだけ味の出る無垢材は、トレンドに左右されない魅力を発揮し続けるはず。新築やリフォームの床材選びでお悩みの方は、トレンドを意識しつつも長く使える無垢材を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。