木のある心地よい暮らし

畳からフローリングへ!失敗しないための3つのポイント

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Point3:注意点/床材の特性を理解し、最適な空間づくりにつなげよう!

畳とフローリング材

3つめのポイントは、素材の特性について。
畳とフローリング材の特性の違いを踏まえてリフォームを行わないと、思わぬ失敗やトラブルにつながることもあるので注意が必要です。
そこで、特に注意すべき「湿気」「防音」「冷え」についてみていきましょう。

【湿気】

畳は通気性が良く吸湿性にも優れた床材。リフォームによって部屋全体の調湿効果が大幅に落ち、結露が発生するケースも少なくありません。
もともとの部屋の状態が湿気やすいかどうかも配慮しながら、調湿効果に優れた無垢材を選んだり換気を行うなど、しっかりと対策を講じましょう。

【防音】

畳は、フローリング材より厚みがあります。
従って、防音性においては、フローリングよりも畳のほうが優れていると言えるでしょう。特に、防音の基準が定められているマンションなどの集合住宅では注意が必要!とくに無垢フローリングへの変更を考えている場合は事前の確認が必須です。

【冷え】

畳は高い断熱性能を持っているのに対し、空気を含まない複合フローリングは外気に左右されやすく、寒い冬場には足下が冷えてしまうことも。対策としては、床下に断熱材を入れる方法があります。
しかし、無垢材の場合はたっぷりの空気を含んでいて、肌触りも柔らかく温かです。フローリング材として選ぶ際には、天然の断熱性能があるかどうかもしっかりチェックしましょう。

無垢フローリングで、お部屋をリフレッシュ!

「できるだけお金をかけずに、とにかく安く仕上げたい!」という方には、DIYも一つの手段です。
ただ、段差の解消など難しい工事があることや無垢フローリングの経年変化を計算した施工が必要なことを考えると、多少コストがかかっても、やはり、信頼できるプロに任せ安心・高品質なリフォームを行うのが、成功に導く最大ポイントと言えるでしょう。

調湿効果や暖かく柔らかな肌触り、癒やされる香りなど、自然素材ならではの特性を持ちながらも、畳と比べてお手入れが簡単でカビ・ダニが発生しにくく、より健やかで快適な空間づくりを実現できる無垢フローリング。
床のリフォームで、お部屋も気分もリフレッシュしてみませんか?