木のある心地よい暮らし

無垢材のオイル仕上げ。特徴やお手入れ方法は?

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無垢材オイル仕上げの家具。日々のお手入れ方法と注意点

1. テーブル

食事や家族のだんらんなど、暮らしの中心にあるテーブル。とくにダイニングテーブルは一日に何度も見て、身体にふれることで、木の質感を楽しむことができます。また、オイル仕上げの家具はやわらかく光を反射するので食事が美味しそうに見えるようになります。飲み物や食べこぼしなどはすぐに拭けば問題ありませんが、濡れたふきんやコップを放置するとシミになりやすいので要注意。

2. フローリング

お部屋の印象を決めるポイントとなるフローリング。無垢材のフローリングは日々の暮らしにやすらぎを与えてくれます。木の風合いをそのまま残したオイル仕上げのフローリングは素足で歩いても心地よく、塗料は自然由来のため小さい子供やはいはい真っただなかの赤ちゃんでも安心。普段のお掃除は、掃除機をかけ、乾拭きか、汚れがひどい時は固くしぼった雑巾で拭くだけでOK。

3. その他の家具

ダイニングチェアはテーブルよりもシミや汚れの心配が少ないためオイル仕上げは向いています。キャビネットやシェルフなどの棚もオイル仕上げはおすすめ。木の自然のぬくもりがお部屋の印象を心地よいものにしてくれます。普段のお手入れは乾拭きで。日焼けに弱いので、直射日光が当たる場所は避けたほうがベターですが、日焼けによる経年変化を楽しみたいという方なら気にしなくて良いかもしれません。

無垢材オイル仕上げの家具。メンテナンスのコツと道具

水に濡らした布をあててアイロンで熱を加える

無垢材オイル仕上げの家具やフローリング。普段のお手入れはご説明したように、ゴミを取り除き、乾拭きが基本です。メンテナンスは、1年に1回を目安に、元の塗装と同じものを塗り足すだけでOK。ここでは、メンテナンスのコツと、メンテナンスの際に揃えておきたい道具をご紹介します。

コツ

  • 日常の汚れ
    ごみを取り除き、乾拭きか、固く絞った雑巾で拭きましょう。水シミに弱いので、濡れたコップなどを長時間放置するのは避けましょう。
  • 傷や頑固な汚れ
    紙やすりで軽くこすると目立たなくなります。
  • 小さな凹み
    水に濡らした布をあててアイロンで熱を加えると元に戻りやすくなります。

道具

  • ビニール手袋
  • 塗装用オイル
  • 仕上げ用オイル
  • メンテナンス用オイル
  • 紙やすり
  • 紙やすり用の当て木
  • 防じんマスク
  • 雑巾(ウエス)

など。

オイル仕上げのお手入れは意外に簡単!

無垢材オイル仕上げの家具について、疑問点は解消されたでしょうか?木の風合いが好きだけど、無垢材の家具はお手入れが面倒?と思われていた方も、オイル仕上げなら意外に簡単です。年月を重ねるごとに家族の歴史が刻まれていき、経年変化による味わいが出るのも、無垢材の魅力。長くお付き合いしていくためにも、しっかりとメンテナンスをしていきましょう。