リビングのフローリング、我が家に合う色の選び方
無垢フローリングにするならおすすめの樹種
ところでフローリングは、一枚の木材からできている無垢フローリングと、合板や化粧シートを貼り合わせるなどして造られた複合フローリングに分けられます。
複合フローリングは、寸法が安定していて施工しやすいものの、裏板や芯材に表面の素材を接着剤で貼り合わせているため、接着剤が経年劣化すると剥がれてくるというデメリットが。一般的な耐用年数は10〜15年前後と言われています。
複合フローリングを選ぶ場合は、耐用年数のチェックは忘れずに。張り替えリフォームの際にかかるコストなどもしっかり頭に入れておくと良いでしょう。
いっぽう無垢フローリングは、表面に塗装はしてあるものの、基本的には一枚の木材です。自然の素材なので、施工や使用方法によっては反ったり隙間ができるといったデメリットはあるものの、肌あたりが心地よいことや天然の調湿効果、長く愛用できるというメリットがあります。
老後まで、張り替えや劣化の心配をしないで過ごしたいなら、フローリングは無垢を選ぶのがオススメです。
【明るめのナチュラル色でおすすめの無垢フローリング】
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西南桜
緻密は肌ざわりで硬すぎず、柔らかすぎず、バランスの良い樹種。美しい節が空間にほどよいリズムを作ります。
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レッドパイン
明るくナチュラルな雰囲気で人気の樹種。足あたりの柔らかさと温かみが特徴です。数年経つうちに味わい深い飴色に変化してくるため、竣工時の色を保ちたい場合はホワイトオイルなどを塗装しておくと良いでしょう。
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樺桜
明るい色合いで節や木目が目立たたないため、やさしさと清潔感を感じさせる空間を作ります。緻密ですべらかな手触りも魅力。
【ブラウン系でおすすめの無垢フローリング】
リビングの床色は家の印象を決める
家族が仕事や学校から帰って、会話をしたりテレビを見たりしてくつろぐ場所・・・それがリビング。お客さまをお招きしたときも、リビングで過ごしていただくことが多いのではないでしょうか。
そう考えると、リビングは家の印象を決める大事な「顔」ともいえそう。そのなかでも床は、壁の次に大きな面積を占めますから、色の持つ性質や傾向をしっかり吟味して決めたいですね。
基本は白に近いほど、明るく広々としたイメージになり、色が暗くなるほど、大人っぽく落ち着ける空間になると考えてください。そこに赤みが入るとエレガントさやあたたかみを感じ、イエローが入ると素朴なぬくもりが出て、グレーが入るとシャープな印象になる、といった違いが出てきます。
ぜひこれらの情報を参考に、ながく愛せる素敵なリビングルームを作ってくださいね。
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