無垢床の皮脂汚れにサヨナラ。身近な食品で黒ずみ退治!
お酢を使った掃除法で気になるポイント
においは大丈夫?
掃除中は気になるかも知れませんが、乾燥とともににおいは消えます。
ツンとするお酢特有のにおいが気になる場合は、水の割合を増やしたり比較的においが少ないホワイトビネガーを使いましょう。また、ミント系のエッセンシャルオイルやハッカ油を数滴プラスする、クエン酸を加えるという方法もあります。
お酢で逆にベタつきそう
揮発性の高いお酢はすぐに蒸発するためベタつきが残ることはありません。
酢水の保存期間は?
料理で使えなくなった賞味期限切れのお酢を掃除用に使うことはできますが、つくった酢水はなるべく一回で使い切りましょう。市販の洗剤と違い腐ってしまいますので、夏場なら一週間以内、冬場でも二週間以内には使い切りを。
重曹をプラスすればより強力な効果が?
無垢床には化学洗剤はNGですが、食品にも使われる重曹ならば使用することができます。清掃用の重曹を低めの濃度で水に溶かし、重曹液をつくりましょう。黒ずみ汚れにも効果てきめんです。ただし、重曹が無垢床に残ってしまうと黒いシミになってしまうことも。重曹液で汚れをとったあとお酢スプレーを使うことで、成分が中和され、残った重曹自体もキレイにしてくれますよ。
皮脂による黒ずみ汚れの予防方法
皮脂汚れは毎日少しずつ蓄積されて、気付いたときには憎き黒ずみとなってしまいます。水が苦手な無垢フローリングにはできるだけ負担をかけないように、汚れたら掃除するのではなく、汚れを予防することを心がけましょう。
ポイントは週1回の水拭き。
とくに素足で過ごすことの多い夏は、皮脂汚れが蓄積されやすい季節。皮脂がたまって無垢床の黒ずみが目立ってくる前に、週1回は水拭きしておきましょう。黒ずみまでいかない黒い点々とした汚れが目に入ったら危険信号、水拭きの頻度をあげましょう。ずっと放置してガンコな黒ずみになる前に対処することで、無垢フローリングをキレイに保てますよ。
皮脂汚れを恐れずに、裸足で無垢床を味わおう!
皮脂汚れには、台所用の中性洗剤をうすめて使うという方法もありますが、お酢スプレーも十分効果を発揮してくれます。自然素材である無垢床に洗剤を使うことに抵抗がある方も、ナチュラルな発酵食品であるお酢なら安心ですよね。
皮脂汚れが気になるからといって、スリッパや部屋履きを履いて、無垢床のもつあたたかく優しい肌触りを味わわないのは、なんとももったいない暮らし方。こまめなお酢を使ったお掃除を取り入れて、無垢フローリングとの快適で自然に優しい暮らしを実現しましょう。
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