木のある心地よい暮らし

子育て世代の新築。子供がすくすく育つ部屋の床色とは?

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心が落ち着く中間色の部屋:木目のはっきりしたナチュラルな色味のオーク

木目のはっきりしたナチュラルな色味のオーク

緑やベージュ、ライトブラウンのような、暖色でも寒色でもない中間色。その柔らかな印象から人を穏やかにして素直な気持ちを育む色とも言われ、成長期の子供たちの部屋にはピッタリなカラーのひとつと言えます。なかでも緑は自然や大地を連想させ、リラクゼーションや、すくすくと伸びる草木のように健やかな成長をイメージ。心と体をリラックスさせる効果も期待できます。暖色系と寒色系の中間に位置する色であることからどんな色とも相性が良く、個性や成長に合わせてコーディネートしやすいのも嬉しいところです。

中間色のお部屋にオススメの無垢材は、木目のはっきりしたナチュラルな色味のオーク。
オークは古くから洋酒の樽や船の材料として使われてきたように、高い耐水性と耐久性を誇ります。重厚感のある美しい木目も特徴で、無垢材と言えば「オーク」と言われるほど代表的な樹木です。ナチュラルな色味なので中間色にも絶妙にマッチ。キズや汚れに強い点も、子供部屋にはピッタリです。

無垢の木ならではの経年変化を楽しみ、家族と一緒に成長にする家に

杉の床板、壁板

今回ご紹介したほかにも、“木の王様”と呼ばれる高級素材であるチークや足当たりが良く温かみのあるスギ、丈夫で爽やかな色味のメープル、やさしげな淡い色合いが美しいバーチなど、無垢材には多種多様な種類があります。ひとことに「木」といっても、その特性や個性、色味、肌触りなど千差万別。そして、それらのなかからどの無垢材を選んでも、自然の持つチカラが、子供たちの成長をやさしく、力強く、サポートしてくれることでしょう。

そんな無垢材には、自然素材だからこそのもう一つの魅力があります。それは、時と共に表情を変え味わいを増していく経年変化です。キズや凹みの一つひとつが子供たちの成長の想い出として、無垢の床に歴史を積み重ねていく。そんな変化を楽しめるのも、無垢材の良さだと言えるでしょう。

愛する子供たちが将来どんなふうに成長していくのか――
未来の姿を思い描きながらどんな子供部屋にしたいかを考え、そこから、共に暮らし育っていく、愛着の無垢を見つけていくのも素敵ですね。