無垢フローリングの厚み・幅。失敗しない選び方のポイント
無垢フローリングの長さはどう選ぶ?
無垢フローリングには、一枚ものの「ソリッド」タイプと、途中で継ぎ足して規定の長さ(定尺:1820mm)にした「ユニ(UNI)」タイプの2種類があります。
継ぎ足しのないソリッドタイプは希少価値が高く高価なため、日本で多く出回っているのがユニタイプです。
ソリッドタイプの無垢材を一定の長さで揃えたものは「定尺」、さまざまな長さのソリッドタイプをランダムに混ぜたものは「乱尺」といいます。
つまり足りない長さを工場でつなぎ合わせたのがユニタイプで、現場で施工時に組み合わせるのが乱尺というわけです。
価格面ではソリッドタイプの定尺が最も高価に。それよりは手頃な価格となるユニタイプと乱尺ですが、この2つではそれほど大きな価格差はありません。
ただ、ユニタイプは乱尺よりもつなぎ目が多くなり、ほんの少し賑やかな印象に。乱尺ではソリッドに近い長さのものも混じるので、より自然でダイナミックな木目を感じることができます。
ここは部屋の印象を左右する大事な部分なので、しっかり比較検討して決めましょう。
サイズは仕上がりのイメージや予算に大きく影響する
無垢フローリングをどれにするか決めるのは、あれこれ検討することが多くて大変です。
でも幅や厚みなど一見些細に思えるサイズ関連の仕様も、部屋の印象を決める大事な要素。
樹種を決めただけで安心してしまうのではなく、無垢材の幅、厚み、長さまでしっかり検討しておきたいですね。
「きれいな木目に惚れ込んでこの樹種にしたのに、思ったほど映えないなあ・・・」
「一枚ものの無垢にこだわったら、思った以上に予算を圧迫して、他の希望がかなえられなかった・・・」
そんな後悔をしないためにも、サイズ関連の知識はしっかりチェックしておきましょう。
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