木のある心地よい暮らし

新築の床材選び。成長期の子供に最適な部屋の床色は?

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子供が個性を伸ばし、自分らしく成長できる床色は?

勉強したくなる部屋:集中力を高める寒色系

ブルー系の色は、副交感神経に働きかけ、気持ちを落ち着かせてリラックスさせる効果があります。小学校高学年頃から中学校にかけて、勉強が難しくなり、宿題が増え、受験勉強にはげむ子もいるかもしれません。落ち着いて勉強に集中できる環境はとても大切です。ただ、寒色系は暗く沈んだイメージになりがちなので、使う面積に気を付けましょう。ドアやインテリアに明るめの色を取り入れるのもオススメ。

オススメの無垢材:深く落ち着いた色味のウォールナット
チーク、マホガニーと並ぶ世界三大銘木の一つで、欧米で長く愛されている床材です。クルミ科の硬い樹種で、ツルツルとした触り心地が特徴。耐久性に優れており、キズがつきにくく凹みにくいので子供部屋にも適しています。

遊びや趣味に没頭できる部屋:感受性を育む暖色系

好奇心旺盛で、楽しいことを見つけることが得意、好きなことは何時間でもしていられる、というような子供には、豊かな感受性をさらに育む明るく温かな暖色系をベースとした、ポップでカラフルな空間をつくってあげましょう。明るく優しい色味のパイン材は気持ちを活発に、パワフルにしてくれます。

オススメの無垢材:明るくやさしい色味のパイン
柔らかな素材で、加工しやすいパイン材。針葉樹の肌触りが心地よく、素足で歩きたくなる心地よさが子供部屋にオススメの理由。柔らかい分、傷や凹みのつきやすい素材ではありますが、そのキズや凹みも歳月とともになじんで味わい深いものとなり、子供の成長とともに楽しめるようになります。
全体的に明るい色調なのでビビッドな色味が美しく映え、明るく楽しい雰囲気のお部屋になります。

心と体を休める部屋:心を落ち着かせる中間色

緑やベージュ、ライトブラウンなど穏やかな色味の中間色。柔らかな印象から、人の素直な気持ちを育む色とも言われています。そんな中間色は、成長期を迎える子供たちにピッタリ。なかでも、自然や大地を連想させる緑は、すくすくのびる草木や、リラクゼーションをイメージ。心と身体をリラックスさせる効果が期待でき、子供部屋には特にオススメです。また、寒色系と暖色系の中間であることからどんな色とも相性がよく、成長に合わせてコーディネートしやすいのも魅力です。

オススメの無垢材:木目のはっきりしたナチュラルな色味のオーク。
重厚感のある美しい木目が特徴の、無垢材の代表格。昔から洋酒の樽や船の材料に使われてきたオークは、高い耐水性と耐久性を誇ります。ナチュラルな色味なので中間色との相性もバツグン。キズや汚れに強い点も、子供部屋にはピッタリです。

子供の成長に寄り添い、ともに成長する無垢の床

子供と一緒に床のメンテナンス

大掃除をされる際には、子供と一緒に床のメンテナンスをしてみませんか。成長とともにできたキズやシミを確認しながら、子供を大切に育ててきた想いを伝えてあげましょう。子供が反抗期を迎える頃でも、床の掃除をしながらなら、照れずに今の素直な気持ちを語り合えるかもしれませんね。
子供の成長に寄り添い、ともに成長し続ける無垢の床(無垢フローリング)を子供部屋に取り入れて、子供たちが個性を発揮し、自分らしく成長できる空間を実現しましょう。