木のある心地よい暮らし

フローリングの人気色別で見る素敵コーディネート術

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ライトブラウンのフローリングの素敵コーディネート

ライトブラウン カラフル

ライトブラウンのフローリングは、淡い色味のインテリアを置くとどうしても印象がぼやけがちに。逆に、このお部屋のように、グリーンやブルー、イエローなど複数の色を入れてもスッキリとまとまった印象を与えてくれるのがライトブラウンのいいところ。ただし、トーン(明度と彩度)が似ている色で揃えることがポイントです。

ライトブラウン ボヘミアン

チェコのボヘミアン地方をイメージしたというこのお部屋。ライトブラウンのフローリングと同色系のテーブルやソファでまとめているからこそ、民族衣装を連想させるような彩り豊かなファブリックや観葉植物のグリーンが鮮やかに映えます。節目の強いフローリング材も、ナチュラル感を一層引き立てていますね。

ライトブラウン 和モダン

フローリングは、和テイストとも意外と相性が良いもの。ライトブラウンの床なら重たい印象もなく、上品で落ち着いた雰囲気を醸し出してくれます。障子やちゃぶ台といった純和風のインテリアも見事にマッチ。ちゃぶ台や座布団、ラグなどはライトブラウンより少し暗めの色にすることで空間の重心が下におりて、落ち着きのある空間になっています。

ライトブラウン ロッジ

フローリング、壁、天井にライトブラウンの無垢材を用いることで、まるで山小屋のロッジのようなぬくもりのある空間に。多色づかいのラグも、ナチュラルな雰囲気にぴったりです。天井を板張りにすると空間が低く見えてしまいますが、床や壁と統一すると「木に包まれた癒しの空間」になって圧迫感がなくなりますね。

ホワイトのフローリングの素敵コーディネート

ホワイト グレーで統一

グレイッシュなホワイト系フローリングに、カーテンもソファもラグもクッションもグレーで統一したコーディネート。グレーの明度に差をつけることで空間にメリハリをもたせて洗練された空間を演出した、上級テクニックです。

ホワイト シャビーシック

シャビーシックなフレンチスタイルを見事に叶えたこちらのリビング。テーブルやチェアの木部の装飾がロマンティックで、ベージュがかったホワイトのフローリングになじんでいます。部屋の大部分が白ですが、真っ白ではなくグレーやベージュを帯びているので、冷たさはなく、やさしい印象になっています。

ホワイト モダン

モダンなインテリアですっきりとまとめられたLDK。ステンレスの調理器具や真っ白なキッチンカウンター、ガラスのテーブルなど、無機質な印象を与えてしまいそうなインテリア空間を、壁掛けのアートやビタミンカラーのクッションが鮮やかに彩っています。

ホワイト コラベル

革のソファやニュアンスカラーのコラベルタイルをつかって、ホワイトの部屋を北欧スタイルにコーディネート。ミントグリーンの壁も、ホワイトとの掛け合わせがおしゃれです。すっきりとした印象になりがちなホワイト系のフローリングですが、ダークブラウンも程よく取り入れることで、温度感のあるリビングに仕上がっています。

お部屋をおしゃれにコーディネートするコツ

色数を極端に増やしたり減らしたりするとコーディネートは難しくなります。色数を3つほどに抑えて同じトーンに揃えるのがポイント。これに加えて、カーテンやソファなど、どこか一つに差し色を加えることでぐっと空間が引き締まり、オシャレ度がアップします。
さらにワンランク上を目指すなら、素材感も意識してみましょう。木材はもちろん、アイアンの照明や革張りのソファ、ステンレスのキッチンなど、いくつかの素材を組み合わせて、質感を楽しんでみてくださいね。