木のある心地よい暮らし

我が家をとっておきの落ち着き空間にする5つのポイント

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我が家をとっておきの落ち着き空間にする5つのポイント

家に居てもなぜかソワソワと落ち着かない、生活感にあふれていてリラックスできない、住まいのなかにお気に入りのコーナーがなくて、せっかくの休日もついつい外出してしまう……。
本来、我が家は一番落ち着ける場所であるはずなのに、実際には不満を抱えている人はたくさんいます。そこには、インテリア選びの間違いやちぐはぐなコーディネート、収納不足で物が片付けられないなど、さまざまな原因が潜んでいるのです。

毎日を過ごす場所だからこそ、家族が集まる部屋や自分だけの部屋をホッと落ち着ける空間に。
今回はいろんな角度から我が家を心地よくグレードアップするためのヒントを探っていきましょう。

point1 床に座りロースタイルで暮らそう!

今や、リビングにソファが当たり前のようになった現在。しかし、古来日本の住まいは板の間や畳が中心であり、床に座って暮らすという独自の生活文化を育んできました。TVやゲーム、読書に夢中になると、いつの間にか床にゴロンと寝転んでいたり、気づいたらソファを背もたれにして床に足を投げ出して座っている……なんてことがあるのも、長い歴史のなかで培ってきた床で暮らすというライフスタイルが、私たち日本人のDNAに刷り込まれているからなのかもしれませんね。
実は最近では、「床に直接座る方が、落ち着くしリラックスできる」と、あえてリビングにソファを置かない人も。床に座るロースタイルな暮らしが見直されているのです。

床に座る暮らしをより心地よくするためには、やはり床材にこだわりたいもの。イ草の爽やかな香りに癒やされる畳も良いけれど、どんなインテリアテイストにも合う無垢フローリングがオススメ。天然木にもフィトンチッドという癒し効果のある香り成分がありますし、木が持つ調湿効果で夏サラサラ、冬はあたたかで、一年中快適に過ごすことができます。

point2 背の低いインテリアで空間をのびやかに!

ロースタイルの暮らしで、もう一つ忘れてはならない大切なポイントが家具のサイズです。床に座ると視線が低くなり、天井までの高さが生まれて空間により大きな広がりを感じられます。ところが、背の高い家具に囲まれていると、圧迫感を感じて窮屈さを感じてしまうことに。
十分な広さを確保することが難しい昨今の住宅事情では、なおさら背の高い家具は部屋をより狭くし居心地を悪くさせてしまうでしょう。

ローソファやローテーブル、ローチェストなど、低めのインテリアでコーディネートすれば、空間に開放感を与えてくれます。さらに素材を揃えれば、統一感が生まれ空間がより美しくスッキリ!柔らかで落ち着いた雰囲気をつくるなら、断然オススメは無垢で造った家具。ナチュラルな色味や手触りが心地よく、どんな色や柄のファブリックとも相性バツグンです。
背の高い家具の場合も明るい色目の無垢材で統一すれば、圧迫感を緩和してくれるでしょう。

point3 オシャレなカフェからヒントを学ぼう!