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新築の床材選び。成長期の子供に最適な部屋の床色は?

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新築の床材選び。成長期の子供に最適な部屋の床色は?

新築やリフォームを計画中の方にとって、床材選びは重要なポイント。特に「子供部屋」の床材に関しては、子供のことを思うあまり、頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか。保育園・幼稚園に通う年齢であれば、リビング等でご両親と過ごす時間が大半という子供たちも、小学校の中・高学年頃になってくると、「自分だけの空間」の存在は大きくなってきます。心も身体も成長する時期に、ゆっくりと羽を休め、自分を取り戻せる、居心地のいい空間を用意してあげたいもの。そこで今回は、成長期の子供部屋の床材にふさわしい素材や色にスポットを当て、オススメの床材や選び方、インテリア選びのコツなどをご紹介します。

子供の成長ととともに変化する床と部屋の役割

子供が、ねんね・はいはい時期の赤ちゃんの頃、床にはとても気を使います。ゴミや危険なものが落ちていないか常に目を光らせ、床と一番近い距離に居る赤ちゃんに危険が及ばないよう、汚れや衝撃を緩和するジョイントマットなどを床の上に敷いている家庭も多いことでしょう。保育園、幼稚園に行く頃、子供はますます活発になります。ペンやクレヨンで汚したり、おやつや飲み物をこぼしたり、おもらしも日常茶飯事…。インテリア性より機能性を重視するというご家庭が多いかもしれません。
小学校低学年頃までは、特に「自分の部屋」を必要としない子供たちも多いでしょう。しかし小学校中学年ごろになると、趣味や勉強はもちろんのこと、先生や親に叱られたり、友達と喧嘩をしてしまった時なども、心安らぐプライベート空間があれば気持ちをリセットできます。いよいよ秘密基地のような「子供部屋」の存在が大きくなってくる時期です。

子供部屋にオススメの無垢の床(無垢フローリング)

最近は新築やリフォームの際に無垢の床(無垢フローリング)を取り入れるご家庭が増えてきました。無垢の床(無垢フローリング)の魅力は、温かみのある風合いとすべらかな手触り、足触り。調湿効果もあるので、夏はサラサラしてべたつかず、冬でも冷たくなりすぎません。子供が汚してしまって、キズやシミが付いたとしても、それがまた味となり、経年変化が楽しめるなど、子供部屋に取り入れたい魅力がたくさんあります。
無垢の床(無垢フローリング)と一口に言っても、木の種類やカラーによって、さまざまな特徴があります。選び方次第で、かなり雰囲気の違うお部屋になるので、子供の性格や、メインの用途に合わせて選ぶものよいでしょう。

子供と一緒にプランニングするのもオススメ

子供が自分の部屋に興味を持ちはじめたら、一緒にプランニングをしてみましょう。部屋をどのように使いたいかをイメージさせ、部屋のベースとなる床材とカラーを選びます。さらに、家具の配置なども、可能な限りシミュレーションさせてあげましょう。一緒に部屋づくりをすることで、子供が今どんなことに興味があるのかを探るきっかけになるかもしれません。

子供が個性を伸ばし、自分らしく成長できる床色は?