木のある心地よい暮らし

無垢フローリングで愛犬と快適に暮らす!そのコツとは

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無垢フローリングで愛犬と快適に暮らす!そのコツとは

フローリングのお部屋で愛犬と楽しく暮らしたい!大切な家族の一員として、人もペットも快適にすごしたいですよね。しかし、愛犬がフローリングですべってケガをしないかと不安だったり、爪でフローリングが傷つく、おしっこでシミになってしまうなど心配している人も。そこで、今回は、愛犬と暮らすなかでありがちな不安やお悩みを解決します!大切なお部屋を守りながら、犬も人も心地よく暮らす方法をみつけましょう。

フローリングで室内犬を飼う時の心構え

初めて犬を室内で飼う時はワクワクしますよね。実際に生活がスタートしてから「ああすればよかった」と後悔しないよう、できる限りの対策はしておきたいもの。犬を飼うことが前提で床材を選ぶ際は、「どの程度床に傷がついたり汚れたりすることが許せるか」という、飼い主の許容範囲によって、選び方は変わってきます。

もっとも手軽な方法は、カーペットやマットを敷くこと。ペット用マットにはカーペット、コルク、クッションフロアなどさまざまな種類があり、防水・防音・防ダニなど機能的なものも。お部屋の雰囲気やワンちゃんの性格に合わせて選ぶことができます。元気に走り回るワンちゃんには、すべりにくく掃除がしやすいタイルマットやコルクマットが向いています。タイルの数で調整でき、おしっこをしてもその部分だけ替えることができます。

つづけて、敷物を置かずにフローリングで愛犬と暮らすときの注意点であるおしっこへの対策を見ていきましょう。

犬のおしっこからフローリングを守ろう

まず、犬はそそうをしてしまうもの、と考えましょう。そのうえでしっかり予防策と修復方法を知っておくことで、被害は最小限に抑えられます。早くしつけることはもちろん大切ですが、どうしても最初は失敗するもの。おしっこをしてしまった時の対策は、早めの掃除・消臭がポイントです。ここではよくある問題と対策をご紹介します。

問題1:床がおしっこを吸収してしまう

特に床が木材の場合、吸水性、調湿性があるため、おしっこはすぐに吸収されてしまいます。犬は同じ場所におしっこをする習性があるので、フローリングの木材がふやけてしまう可能性も。犬のトイレ付近にトイレ用シートを敷いていても、おしっこがはみ出してしまい匂いが染みつくことはよくあります。

問題2:おしっこの臭いが部屋に残る

木材の調湿効果で、放湿する際にアンモニアで、部屋じゅうがおしっこ臭くなってしまいます。アンモニアはアルカリ性なので、中和させるためにはクエン酸が有効。
クエン酸をぬるま湯にとかしてスプレーで塗布すると木の中で化学反応を起こし、クエン酸アンモニウムに変化して、おしっこのアンモニア臭をおさえられます。しかも、クエン酸は人体や犬に対してもほぼ無害です。
ただし、クエン酸は多く撒きすぎるとフローリングにダメージを与えるので注意しましょう。

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